部屋に入るとベッドが二つ並んでいた。
田中君が「俺実家泊まるから、帰るよ」
竹下君「実はさ、俺伝えたい事があるんだ」
「...」
竹下「俺、昔から秋野のこと...好きだった」
田中「...気づいてたよ。俺もなんだ」
竹下「...俺もお前が秋野好きなの気づいてた」

秋野「昔はよくつるんでたもんね」
「あの時は楽しかったよね」
「みんな大人になって、責任も増えて・・・
楽しかった毎日が大変になって、なんとか生きてる」
「またあの頃に戻れたらいいのにね」

「今日はさ・・・楽しも」

そお言い放って私は二人に抱きついた。

何がそうさせたのか、お酒のせいか、私にもわからない。自分の行動が自分でない観覚に落ち入りながら、私はそれに従った。
私はまず竹下君に顔を寄せた。
戸惑いながらも私に応えてくれる優しいキス。
私は物足りなくなってしまった。

振り返り田中君にも顔も寄せる。田中君は対抗してくれているのか、私への対応が少し激しい。私の下腹部が熱くなるのを感じた。